12月に入って当院でもインフルエンザの感染が認められました。これからどんどん増えてくると思います。手洗いやうがいはしっかりとして下さい。高熱になるようなら早めに受診して下さい。
水痘は水痘・帯状疱疹ウイルスの初感染によるものとされ、感染経路は主に空気感染、飛沫感染や水疱液の接触感染です。潜伏期間は約2週間です。全身に直径3~5mm程度の丘疹(赤い発疹)が出現してその後水疱(水ぶくれ)になり最後は痂皮化(かさぶた)します。すべて痂皮化するまでは感染力があるのでそれまでは隔離が必要です。個人差はありますが5日前後程度かかります。予防接種がまだの方は早めに接種しましょう。
インフルエンザワクチン予防接種は生後6ヶ月より接種可能です。13歳未満までの方は2回接種(おおよそ3~4週間あけて)、13歳以上の方は1回接種です。金額は1回接種につき3000円です。
京都市在住の高齢者の皆様へ
平成25年度高齢者インフルエンザワクチン予防接種の料金が2000円に改定されました。ただし所得金額で接種料金が1500円の方、1000円の方、無料の方に分かれます。事前に申請手続きが必要ですので各区保健センター・支所でお問い合わせ下さい。
平成25年9月から子ども医療費支給制度が変わります。
3歳以上小学校6年生までのお子様の通院時、窓口での自己負担額が1医療機関当たり1か月3000円までで済むようになります。
医療機関等窓口で「京都市子ども医療費受給者証」(さくら色の受給者証)の提示が必要となります。3歳以上のお子様をお持ちの受給者に方には、京都市から「京都市子ども医療費受給者証」(さくら色の受給者証)をお送りします。
お問い合わせ先
京都市地域福祉課・児童家庭課合同分室 075-251-1123 FAX 075-251-1132
〒604-8171 京都市中京区烏丸通御池下る虎屋町566-1 井門明治安田生命ビル3階
熱中症とは、暑熱環境において引き起こされる身体の適応障害のことをいいます。症状はめまいや立ちくらみ、頭痛や吐き気や倦怠感、意識障害やけいれんや高体温などです。暑さに慣れていない人や体調の悪い人はかかりやすく特に高齢者や乳幼児は注意しましょう。熱中症は屋外だけでなく屋内でも起こるので注意しましょう。(4割が屋内で発症します。)
熱中症の予防はこまめな水分補給、直射日光を帽子や日傘で防止し、通気性のよい衣服を着用しましょう。バランスの良い食事と十分な睡眠をとりましょう。
熱中症を疑ったときは屋外では日かげなどの涼しい場所に移動しましょう。体温が高いときは首や脇などを冷やしましょう。水分や塩分を補給しましょう。自力で水分補給できない場合は医療機関を受診して下さい。